●塩水噴霧試験
温度 35±1℃
5% 中性塩水
- ・試験機器
- スガ試験機 STP-90V-5
- ・試験片枚数
- 64枚(日本テストパネル 150×70×1mm)
塩水噴霧試験はISOやJISなどをはじめ、世界中の規格に制定されている最も一般的な塗膜試験です。防腐効果の比較や品質管理などに用いられています。屋外暴露試験と組み合わせることで、製品の耐久力がどの程度かを確かめることができます。
温度 35±1℃
5% 中性塩水
塩水噴霧試験はISOやJISなどをはじめ、世界中の規格に制定されている最も一般的な塗膜試験です。防腐効果の比較や品質管理などに用いられています。屋外暴露試験と組み合わせることで、製品の耐久力がどの程度かを確かめることができます。
温度 50±1℃
キャス液
キャス試験は酸性のキャス液を噴霧して腐食を促進させる試験で、塩水噴霧よりも過酷な条件の試験です。環境の悪い場所で使用される製品や短時間で腐食を進めたい場合の試験です。
塩水噴霧 35±1℃、5% 中性塩水
乾燥 60±1℃、湿度 30%以下
湿潤 50±1℃、湿度 95%以上
キャス試験は酸性のキャス液を噴霧して腐食を促進させる試験で、塩水噴霧よりも過酷な条件の試験です。環境の悪い場所で使用される製品や短時間で腐食を進めたい場合の試験です。
照射時 63〜110±2℃、湿度 50±5%
暗黒時 38±2℃、湿度 95±5%
促進耐候性試験は屋外暴露に比べて、均一な条件を維持しつつ短時間で、耐候性に関する結果を得ることができます。耐候性とは、日光や風雪、温度、湿度、オゾンによる劣化に対する耐久力であり、使用環境に適合していない塗料で塗装した製品は、色あせや光沢の低下、白化などが発生します。金網やガードレールなどに寄りかかって白い粉がつくのは塗料が耐候性不足で劣化した結果です。